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IFRS対応、連結パッケージ

海外で上場している企業グループの日本子会社は、グループの連結財務諸表作成のため、自社の財務数値の報告を親会社から求められます。IFRSを始めとする親会社所在国の会計基準への組替えや、各財務通知の明細(いわゆる連結パッケージ)の作成のためには、専門知識が必要で、工数もかかる上に、海外親会社とのコミュケーションも非常に大事になります。我々は、これらをトータルでサポートします。

日本基準からIFRSへの調整について

日本の会計基準とIFRSには差異があります。日本の子会社が親会社に財務報告を行うことが必要になった場合、大きく2種類の方法があります。

【方法①】

一つ目の方法は、ローカルの会計帳簿は今まで通り日本のローカル基準に準拠して記帳し、連結報告の目的で、会計帳簿の外でIFRSへの調整や組替えを行う方法です。
この方法のメリットは、ローカルの記帳から税務申告までの流れは従前と全く変更がなく、現状のシステムやローカルのスタッフでも対応できる点です。デメリットとしては、毎月連結報告のために調整の作業が必要になる点です。

【方法②】

二つ目の方法は、ローカルの会計帳簿を直接IFRSに準拠して記帳する方法です。この方法のメリットは、毎月の連結報告作業がシンプルになり、さらに親会社側から見ると、仕訳帳や元帳から月次財務諸表までスムーズにつながるため確認しやすい点です。デメリットは、IFRSベースで月次の作業記帳ができるローカル人材の確保や税務調整が煩雑になる点が挙げられます。

どちらの方法にも、一長一短があります。親会社からの要請や、自社のリソースなどを考慮して、最適な方法を見極める必要があります。
我々は、このような初期的な設計段階から、アドバイス及び親会社との交渉を行います。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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